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個人情報保護法・消費者契約法・特定商取引法の改正動向|WEBサイト運営者が今から準備すべきこと

はじめに

近年、企業のWEBサイトにおけるCookie利用やオンライン上のユーザー誘導について、国内外で規制強化の動きが進んでいます。日本では、

  • 改正個人情報保護法によるCookie等の利用規制強化
  • 消費者契約法・特定商取引法による「ダークパターン」規制の検討

が進められており、2027年から2029年にかけてWEBサイト運営者に求められる対応が大きく変化する可能性があります。現在検討されている法改正の概要と、WEBサイト運営者が今から準備しておくべきポイントを解説します。


改正個人情報保護法で何が変わるのか

2026年4月に閣議決定された改正個人情報保護法案では、Cookie ID等を含む「連絡可能個人関連情報」の不適正利用や不正取得を禁止する規定が新設されています。

対象となる情報

対象として想定されるものには、

  • Cookie ID
  • 広告識別子
  • ブラウザ識別情報
  • オンライン行動履歴

などがあります。これらの情報単体では個人を特定できなくても、個人への連絡や識別に利用できる情報として規制対象になる可能性があります。

違反した場合のリスク

違反した場合、

  • 個人情報保護委員会による勧告
  • 命令
  • 命令違反時の公表

などの措置が取られる可能性があります。特に企業名の公表は、企業ブランドや社会的信用への影響が大きいため注意が必要です。


WEBサイト運営者に求められる対応

改正法の詳細なガイドラインは今後公表される見込みですが、多くの企業では以下のような対応が求められると考えられます。

1. Cookie利用状況の棚卸し

まずは自社サイトで利用しているCookieを把握しましょう。確認対象例は下記のようなものがあります。

  • Google Analytics
  • Google広告
  • Meta広告
  • ヒートマップツール
  • チャットボット
  • マーケティングオートメーション

意外と把握できていないCookieが多数存在するケースもあります。

2. Cookieポリシーの整備

利用目的や第三者提供の有無などを明確に説明できる状態にしておくことが重要です。掲載内容例は下記のようなものがあります。

  • 取得する情報
  • 利用目的
  • 保存期間
  • 第三者提供先
  • オプトアウト方法

3. Cookie同意管理ツール(CMP)の導入検討

今後はユーザーに対して、

  • 情報提供
  • 同意取得
  • 同意撤回

の仕組みを提供することが重要になると考えられています。そのため、Cookie同意バナーの「Consent Management Platform」(CMP)の導入を検討する企業が増えています。

ダークパターン規制とは

もう一つ注目されているのが「ダークパターン規制」です。ダークパターンとは利用者を意図的に特定の行動へ誘導するUI・UX設計のことを指します。例えば、

  • 「同意する」ボタンだけを目立たせる
  • 拒否ボタンを見つけにくくする
  • 解約導線を複雑にする
  • 不要なオプションを初期選択状態にする

などの手法です。海外では既に規制が進んでおり、日本でも消費者契約法・特定商取引法の改正に向けた検討が進められています。


Cookieバナーも規制対象になる可能性

特にWEB担当者が注意すべきなのはCookie同意バナーです。

問題視される可能性がある例

  • 「同意する」は大きなボタン
  • 「拒否する」は小さなテキストリンク
  • 拒否設定まで何クリックも必要
  • ボタン色で同意を強く誘導

このような設計は将来的にダークパターンとして評価される可能性があります。

推奨される考え方

  • 同意・拒否を同等に表示する
  • わかりやすい説明文を掲載する
  • 設定変更を容易にする
  • ユーザーの意思決定を尊重する

上記のような「公平性」を重視した設計が求められるでしょう。


WEBサイト運営者が今から実施すべきチェックリスト

  • 利用中のCookieを把握している
  • Cookieポリシーを整備している
  • Cookie同意バナーの設置状況を確認している
  • 第三者サービスの利用状況を管理している
  • 同意・拒否が公平なUIになっている
  • プライバシーポリシーを定期的に更新している
  • 法改正やガイドラインの情報を継続的に確認している

法改正対応は「施行前の準備」が重要

個人情報保護法の改正やダークパターン規制の導入は、WEBサイト運営における「プライバシー保護」と「利用者への説明責任」の重要性をさらに高めることになるでしょう。

しかし、これらを自社だけで継続的に管理することは容易ではありません。そこで注目されているのが、Cookie同意管理プラットフォーム(CMP)の活用です。

ネットアシストが提供する 「STRiGHT(ストライト)」 は、Cookie同意バナーの表示から同意状況の管理までを支援するサービスです。今後想定される法改正やガイドラインへの対応を見据えながら、利用者に分かりやすい情報提供と適切な同意管理を実現できます。

「自社サイトは法改正に対応できているだろうか」「Cookieバナーの表示方法に問題はないだろうか」とお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。STRiGHTが、これからのプライバシー保護時代に求められるWEBサイト運営をサポートします。

 

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