
AWS Summit Japan 2025 に行ってきました
こんにちは。MSP事業部のSです。
先日幕張メッセで開催された、AWS Summit Japan 2025 に参加してきました!
2日間あったうち、私は2日目に参加しました。

AWS Summitとは・・・
AWS Summit は、AWS に関して学習し、ベストプラクティスの共有や情報交換ができる日本最大級の AWS イベントです。
https://aws.amazon.com/jp/summits/japan/
「最大級」という売り文句の通り、広い会場にたくさんのセッション会場と企業ブースがあり、非常ににぎわっていました。
実は今回、AWS Summitも幕張メッセも初めてでした。朝10時からの基調講演に申し込んでいたので、朝5時半起きで、2時間近くかけて向かいました。
9時ごろに受付を済ませて、基調講演の座席指定チケットとお弁当引換券(どちらも先着)をゲットしました!
ライブのような演出に驚いた基調講演

基調講演の会場は会場内でも一番大きなステージで、DJが音楽を流し、レーザーやスモークの演出も。
まるでライブ会場のような雰囲気でした。
アマゾン ウェブ サービス ジャパンの巨勢さんが登壇し、「ビルダーのためのAWSテクノロジー:その深化と進化」というテーマで、
セキュリティ、EC2、ストレージ、AI Inferenceなどの技術の進化を企業事例とともに紹介していました。
特に印象に残ったのは、ドワンゴさんによる昨年起こった、大規模なサイバー攻撃とクラウド化対応の話。
現場の苦労を社長自らが語る姿がとても印象的でした。
会場にはよくSNSで話題になる噂の「AWSクッション」があり、お持ち帰りOK。
実際ふわふわで座り心地もよく、その後のセッション会場でも重宝しました。

ただ、冷房がかなり効いていたので、羽織るものを持っていくのがおすすめです。
セッションについて
AWSセッション、事例セッション、パートナーセッションとあり、事前登録をしておけば着席で見ることができます。当日でもキャンセル待ち列に並ぶ必要がありますが、見れるようです。
以下は今回私が見たセッションのレポートです。
Alinkインターネット(tenki.jp)
「セキュリティインシデント発生時の即応に必要な事業判断とエッジサービス活用」
- 2025年1月、60Gbps超の大規模DDoS攻撃を受けた
- 攻撃は断続的に約2週間続き、RTBHを適用して対応
- 攻撃元・先IPの頻繁な変更、手法の切り替えなど、手口が複雑化
- 「短期:復旧」「中期:防御強化(AWS Shieldなど)」「長期:運用改善」の3段階で対応
- CloudFront・WAFの導入により、攻撃耐性が向上
- ナレッジ・ツール・パートナーを活かした継続改善が重要
- エンジニアだけでなくビジネス側も判断に関わることが必要
実際の大規模インシデント対応の流れを聞けて非常に学びが多かったです。
特に「一度の対策で終わらせない」継続的なPDCAの重要性は、見習うべき点だと感じました。
東京海上日動システムズ/日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
「AI活用を支えるクラウド基盤と組織体制の重要性」
- AI活用の目的:生産性向上/事業成長/品質強化/体制・基盤構築
- 社内版ChatGPTや会議メモツールは1日1万件以上活用
- 営業支援「マーケットインナビ」の導入事例
- コード生成や建設現場向けAI活用も展開
- データ活用の責任者「データスチュワード」がガバナンスを支える
- 組織横断でAIを活かす体制づくりがポイント
AIの導入が業務効率だけでなく品質やサービス向上にもつながっている事例が多数紹介されていて、イメージがしやすかったです。
社内向けの生成AI活用は弊社でも実用に向けて進めているところがあるので、考え方などとても参考になりました。
Expo


各企業のブースがずらっと並んだスペースです。この写真には収まりきらないくらい広かったです。
ブースではサービス紹介、事例紹介、ノベルティ配布などが行われていました。今回はセッションを見ることをメインで参加していたので、雰囲気を味わうくらいしかできなかったのですが、私もいくつか、お世話になっている企業や知っている企業、同業の企業など覗いてきました。
ブースで小規模なセッションを行っている企業もあったので、事前にチェックしておけばよかったなと少し後悔。ただ、Expoもじっくり見ていたら、とても1日では回り切れない量でした。
「ちいかわぽけっと」の構成図
Expoの中で個人的にテンションが上がったのは、ゲームアプリ「ちいかわぽけっと」の構成図です。あのかわいい(世界観は殺伐としていますが)ゲームの裏側はこんな大規模な構成になっているのかと驚きでした。
「ちいかわ」だけど裏側は「でかつよ」なんてSNSで話題になっていましたね。笑

昼食!
お昼はお弁当の引換券を使って受け取りましたが、食べる場所の確保がちょっと大変。
施設内の飲食店は席が空いていましたが、持ち込みNGなので床に座って食べている方もちらほら。
私は同行していたスタッフ、会場でばったり会った他のスタッフと一緒に外のベンチで食べました。
曇り空で日差しは控えめでしたが、湿度が高くてなかなかのコンディション……。
とはいえお弁当はボリューム満点で、とても美味しかったです!

AWS認定ステッカー
AWS認定バッジを提示するとステッカーがもらえるのですが、会社のメールアドレスで登録していたため、スマホでバッジを表示できず断念……。
「Credly」というバッジ管理サービスに事前登録しておけば表示可能だったようです。
次回行く機会があればきちんと準備してリベンジしたいと思います!
ネットアシストではこういったイベント参加は大歓迎!
ネットアシストでは、エンジニア・営業問わず、こうした技術的なイベントへの参加は大歓迎してくれるので、希望があれば気兼ねなく「行きたいです!」と申し出ることができます。
参加後のレポートの提出さえすれば、会場までの交通費、参加費も会社から支給されます!
※24/365の運用チームスタッフは勤務時間やシフトの関係上全員の希望を叶えることは難しいですができるだけ希望者は行けるよう調整しています!

来年もまた行けるといいなと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!