RDSとAmazon Auroraの違いを調べてみた
こんにちは。技術部のKNです。
入社して4か月ほど経ちました。
今は、先輩方に教えていただきながら仕事を覚えている最中です。
さて、先日データベース周りの依頼をいただきました。
早速RDSで作業しようと考えていた私ですが、実はそちらのサーバーで
対応が必要なのはAmazon Auroraだったのです。
私と同じように、AWSでデータベースといったらRDS一択になっちゃっている人いませんか・・・?
今回は、自分の勉強もかねてRDSとAmazon Auroraの違いについて調べた内容をまとめます。
RDSとは
まずはRDSについてです。
Relational Database Serviceの頭文字をとってRDSです。
ちなみに正式にはAmazon RDSになります。
リレーショナルデータベースとは、表形式で複数のデータを関連づけて
使えるようにしたデータベースのことです。
そして、そのデータベースの管理をするのが
MySQLやMariaDBといったデータベース管理システム(RDBMS)となります。
RDSで使用可能なRDBMS
- MySQL
- MariaDB
- Postgre SQL
- Oracle Database
- SQL Server
- IBM DB2
- Amazon Aurora
なんと、Amazon Aurora はRDSで使用できるRDBMSだったのです。
実際、AWSのコンパネ上でRDSを作成しようとした際には、MySQLなどと並んで
Amazon Aurora をエンジンとして選択できるようになっていました。
Amazon Aurora について
以下、Amazon Aurora について調べてみました。
大きくメリットとデメリットに分けて紹介します。
【メリット】
- MySQLおよびPostgre SQLと互換性がある
- 高い耐久性とデータ損失の確率が軽減
- 可用性(システムが継続して稼働できる能力)が高く、復旧も早い
【デメリット】
- 互換性のある管理システムが限られている
- 通常の管理システムに比べて費用がかかることが多い
簡単ですが、今回の内容をまとめた表をつくってみました。
よかったら参考にしてください。
おわりに
以上、RDSとAmazon Aurora の違いでした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ぱっと見た感じAmazon Aurora を使うメリットが多いように感じられますが、
何を採用するかはサーバー環境によって変わってきます。
迷ったときはいつでもネットアシストにご相談ください。
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