さくらのクラウドでサーバが作れない?プロジェクトの作成方法を解説

さくらのクラウド , セキュリティ # IAM # プロジェクト

こんにちは、UOZUです!

さくらのクラウドを初めて利用する際、会員IDを作成してログインしたものの、「サーバはどこから作成するの?」と迷うことがあるかもしれません。

実は、さくらのクラウドではサーバを作成する前に「プロジェクト」を用意する必要があります。

今回は、初めて利用する方に向けて、プロジェクトの役割と作成方法を紹介します。

※2026年10月時点の情報をもとにしています。

さくらのクラウドでは「プロジェクト」が必要

さくらのクラウドでは、サーバやディスクなどのリソースを「プロジェクト」という単位で管理しています。

そのため、会員IDを取得しただけでは、すぐにサーバを作成できるわけではありません。

基本的な利用開始の流れは次のとおりです。

  1. さくらインターネットの会員IDを取得する
  2. 電話認証を完了する
  3. プロジェクトを作成する
  4. クレジットカードを登録する(すでに有効なカードを登録済みの場合は不要)
  5. プロジェクトを選択してサーバを作成する

すでに会員IDを持っている場合でも、さくらのクラウドを初めて利用するときは、プロジェクトが作成されているか確認しましょう。

プロジェクトが無い場合、「組織ではトップを利用できません。トップを利用するには、プロジェクトを選択してください。」と表示され、「さくらのクラウド」のリンクは無効になっています。

プロジェクトが無い際の警告画面

プロジェクトを作成してみる

まず、さくらのクラウドのコントロールパネルにログインします。

クラウドホームの左側メニューから「プロジェクト」を選択し、右上の「プロジェクトの作成」をクリックします。

プロジェクト作成画面では、以下の項目を設定します。

項目内容
プロジェクト名管理しやすい名前を指定
プロジェクトコードプロジェクトを識別する一意のコード
作成先フォルダ必要に応じて指定
同意約款、個人情報の取り扱いなどを確認してチェック

必要事項を入力して「作成」をクリックします。

確認画面が表示されるので、内容に問題がなければ再度「作成」をクリックします。これでプロジェクトの作成は完了です。

なお、プロジェクトコードは作成後に変更できないため、名前を決める際には注意しましょう。

プロジェクト作成画面

プロジェクトを作成したらサーバを作成

プロジェクトを作成したら、右上のプルダウンから対象のプロジェクトを選択し、「さくらのクラウド」のリンクを開きます。

プロジェクト作成・選択後のホーム画面

その後、サーバを作成したいゾーンを選択し、左側メニューの「サーバ」から「追加」をクリックすることで、新規サーバの作成画面に進めます。

ただし、プロジェクトが存在していても、ログインしているユーザーにサーバの作成権限がなければ作成できません。

複数人で管理する場合は権限設定にも注意

プロジェクトを作成した後、複数人でクラウド環境を管理する場合は、IAMポリシーによるアクセス権限の設定も重要です。

例えば、サーバの再起動だけを担当するユーザーには、サーバの作成・削除権限まで与える必要はありません。

以前の記事では、IAMポリシーを利用して、サーバの閲覧と電源操作だけを許可する方法を紹介しました。

関連記事:

プロジェクトを作成した後は、用途や担当者に合わせた権限設定も検討してみてください。

まとめ

さくらのクラウドを初めて利用するときは、会員IDの取得だけでなく、プロジェクトの作成が必要です。

また、プロジェクトを作成した後も、サーバを作成するには適切なアクセス権限が必要になります。

初めてさくらのクラウドを利用する場合は、まずプロジェクトの有無を確認してみましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

UOZU

ネットアシスト運用チーム10年目の運用エンジニア

さくらのクラウド検定 ベーシック (第一回)

さくらのクラウド検定 アドバンスド (第一回)

AWS Certified Solutions Architect - Associate

AWS Certified AI Practitioner