
専門の法務部門なしでGDPR対応、紙の老舗・竹尾がCookie同意管理ツール『STRiGHT』を選んだ理由
株式会社 竹尾
株式会社 竹尾様は1899年(明治32年)創業の紙の専門商社です。 創業当時より洋紙の輸入販売を行い、1950年代からは質感や色を重視した「ファインペーパー」の研究と開発を行っております。東京(2店舗)・大阪・福岡に見本帖店がございます。
株式会社 竹尾様の事業内容を教えてください。
1899年(明治32年)の創業以来、もうすぐ130年を迎える長い歴史を持つ紙の専門商社です。私たちは、紙を情報伝達の媒体(白くて平らな文字を載せるもの)としてだけではなく、人間の五感に訴えかける「感性素材」や「マテリアル」として捉え直しています。

特に豊かな色や質感を持つ「ファインペーパー(特殊紙)」の開発と提供において独自の知識と経験を重ねてきました。現在、ファインペーパーだけでも約300種類、色・厚み・寸法の掛け合わせによって実に7,000商品におよぶ膨大なラインナップを取り扱っています。当社の紙は1枚1枚に固有の名前がつけられているのも特徴です。

また、当社の特徴は紙の仕入れや販売にとどまりません。1965年から続く紙とデザインの大規模な展示会「竹尾ペーパーショウ」(今回で50回目を迎えます)の開催、20世紀のポスター作品を中心とした約3,000点もの「竹尾ポスターコレクション」における多摩美術大学との協同研究、また著名なデザイナーと毎年コラボレーションし、紙、デザイン、造本などにこだわった「デスクダイアリー」の制作など、時代に応じた紙の魅力を記録・発信する文化的活動にも注力しています。

STRiGHTを導入したWebサイトの役割について教えてください。
弊社には「コーポレートサイト」と「竹尾見本帖オンライン」の大きく2つのWebサイトがあり、それぞれ役割の明確な住み分けを行っています。
コーポレートサイトの役割
竹尾という企業の基本情報や沿革、事業紹介を掲載しています。主に、企業理解を深めていただく場であり、採用・BtoBの問い合わせ窓口としても機能しています。

竹尾見本帖オンラインの役割
豊富な紙のラインナップを通じて、お客様に新たな紙や、紙にまつわる情報との思いがけない出会いを創出したいと考えています。ECサイトとして「ショッピングカート機能」も備えており、見つけた紙をそのまま購入することができます。 ご利用者は、日頃からお付き合いのあるお取引先様やデザイナー様はもちろん、学生から個人のお客様まで非常に幅広いです。一般のお客様が「自分のクリエイティブ素材として、1枚から紙を直接購入できる」場でもあります。

このように一般ユーザーの購入データやショッピングカート機能を抱えるサイトだからこそ、Cookieの厳格な取り扱いやプライバシーへの配慮がとりわけ重要な意味を持っています。
STRiGHTの導入前に、Cookie対応やプライバシー保護に関してどのような課題を感じていましたか?
弊社では、英語や中国語などの多言語対応サイトも展開しているため、かねてよりGDPRをはじめとしたCookieやプライバシーのグローバル規制にどう対応していくべきか頭を悩ませていました。これまではWeb担当者が他業務と兼任する形で運用を行っていましたが、専門の法務部門を持たない体制において、目まぐるしく変わる各国の法的アップデートを社内で追いかけ続けるのは「物理的に不可能、無理だ」と限界を実感していました。
社内には法務的な役割を兼ねている部署はあるものの、この分野の専門部門がなく、最新のCookie規制などの専門領域に詳しいわけではありませんでした。そのため、法的な観点において「そもそも誰に相談すればいいのか、何をスタートラインにすればいいのかわからない」という手探りの状態が続いていたことが、導入前の非常に大きな課題でした。
Cookieバナーとして、なぜ「STRiGHT」を選定されたのでしょうか?
決め手となったポイントを教えてください。
STRiGHTを選定した決め手は、大きく以下の3つのポイントです。
1. ベンダー側で法令遵守・アップデートを対応してくれる圧倒的な安心感
一番の決め手は、各国の複雑なCookie規制や国内法改正に対し、ベンダー(ネットアシスト様)側で基準を満たし、必要な対応を自動的にアップデートしてもらえる安心感です。専門の法務やIT弁護士がいない弊社にとって、自社で深く判断することなく「お任せできる」プラットフォームの存在は非常に大きいものでした。
Cookie同意管理ツール(CMP)の導入を検討する中で、他社サービスでは高額となるケースもあり、予算面が導入にあたっての課題の一つとなっていました。そのような中、ご提案いただいたSTRiGHTは必要な機能を備えながらも、現実的な予算で導入できる点が大きな魅力でした。コストを抑えながら、Cookie対応やプライバシー保護に必要な環境を整えることができ、費用と機能のバランスに優れたサービスだと感じています。
3. サイトリニューアル期に重なったベストタイミングと、既存の信頼感
ちょうどWebサイトのリニューアルを進め、情報の住み分けやCookie対応を本格的に強化しなければと考えていたまさにそのタイミングで提案を受けました。以前から他のシステム等でお付き合いがあり、高い信頼を置いていたネットアシスト様からの提案だったため、安心して意思決定できました。
導入から実装までのプロセスや、弊社のサポートはいかがでしたか?
インタビュー時点では、秋に向けた実装プロセスの途中(準備段階)ではありますが、弊社側で何をいつまでに準備すべきか、スケジュールやタスクを的確に整理していただけたため、不安や不便は全くなく順調に進められました。
特に素晴らしかったのは、ネットアシスト様のサポート体制とコミュニケーションの丁寧さです。 私たちWeb担当者側がCookieや法的規制に関する専門知識を完全に理解できているわけではありません。専門ではない立場からの質問に対しても、ネットアシスト様は常に私たちが求める以上の的確な情報をわかりやすく提供してくれました。さらに、「これしかできない」という一方的な案内ではなく、複数の選択肢を先回りして提示しながら、最終的な合意(結論)に至るまでの見事なシナリオを描いて誘導してくださいます。
また、メールで相談をした際も、すぐに「現在調査しておりますので、少々お待ちください」といった一次返信をいただけます。時間がかかる場合でも放置されることがなく、常に進行状況をこちらが可視化して把握できたため、プロジェクト全体の進行において絶大な安心感と信頼関係を保つことができました。

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