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技術ネタ

scpコマンド備忘録

こんにちは。技術部のkyomoです。
2016年から2017年の今に至るまで3回マウスが壊れました。

…。

なぜなんでしょうね。持ち方が悪いんですかね… 謎極まりないです。

今使っているマウスは高価ではないのですがbluetooth+充電式なのでなかなか重宝しています。
できるだけ長く使わせて頂きたいものです。切実に。

 

 
さて、話は変わりますがCentOS5のサポート終了が目前に迫ってきました(2017年3月末予定)。

新規にCentOS6やCentOS7でサーバを構築し、コンテンツのフルリニューアルをされる場合もありますが、
やはり多いのはコンテンツデータの移行ではないでしょうか。

 

コンテンツデータの移行を行う場合、移行元から移行先にrsyncでファイルの同期を行う形が多いかな、と思いますが
そこまでコンテンツデータの量が多くない場合は移行元でデータを固めてscpで送る方法を取ることもあります。

 

今回はscpコマンドを使用する際の記述方法について個人的備忘録も兼ねて記載します。

 

1.現在ログインしているサーバからリモートサーバへファイルを送信したい場合

# scp コピーしたいファイルのパス ユーザ名@リモートサーバのホスト名(or IPアドレス):保存先

リモートサーバのIP   1.1.1.1
コピーしたいファイルのパス   /home/net-assist/post.txt
リモートサーバへ接続する際のユーザ   kyomo
リモートサーバの保存先(どこにファイルを保存するか)   /home/kyomo/

上記でscpを行う場合は

# scp /home/net-assist/post.txt kyomo@1.1.1.1:/home/kyomo/

となります。

リモートサーバへの接続にSSH鍵が必要な場合は事前に鍵をローカルサーバへ保存して(例:.ssh/kyomo.key)

-iオプションで接続を行います。

# scp -i .ssh/kyomo.key /home/net-assist/post.txt kyomo@1.1.1.1:/home/kyomo/

 

2.現在ログインしているサーバへリモートサーバからファイルをコピーしたい場合

# scp ユーザ名@リモートサーバのホスト名(or IPアドレス):コピーしたいファイルのパス  保存先

となります。

先程と同様に例で考えた場合

リモートサーバのIP   1.1.1.1
リモートサーバにあるファイルのパス   /home/kyomo/get.txt
リモートサーバへ接続する際のユーザ   kyomo
保存先(どこにファイルを保存するか)   /home/net-assist/

# scp kyomo@1.1.1.1:/home/kyomo/get.txt /home/net-assist/

※SSH鍵が必要な場合は同様に「-i」オプションが使用できます。

ほかにもオプションはありますが、よく使うところで言うと下記のオプションがあります。

-P [ポート番号]   ポート番号を指定
-p   コピー元の更新時間やパーミッションを維持
-r   再帰的にディレクトリをコピー

 

scpコマンドを使用するときに「どっち先に書くんだっけ」と考えたことがあったので

ここに書くことで忘れないようにしたいと思います。

 

 

 

マウス用のリストレストを買ってみました。

手首を安らげつつマウスへの負担も減らしていきたいです。切実に。

 

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