ルートドメインの話
みなさんこんにちは。技術部のTTです。
今回はDNS設定の際に必須、「ルートドメイン」について簡単にお話させていただきます。
「ルートドメイン」とは
私たちが普段目にするドメインは以下の通りです。
www.netassist.ne.jp
弊社のドメインですと右側から、「.jp」がトップレベルドメイン、「.ne」がセカンドレベルドメイン、
「netassist」がサードレベルドメインと続いていきます。
「www」は「netassist.ne.jp」のサブドメインとなります。
ですが、トップレベルドメインより更に上の階層が存在します。
それが「ルートドメイン」です。
ルートドメインは通常表示されることはありません。
ですがドメインでアクセスしてDNSに問い合わせる際、
最初にルートサーバに問い合わせ、そこからトップレベルドメイン、セカンドレベルドメイン…と続いてようやくアクセス先ドメインのIPが返され、アクセスができる仕組みになっています。
ではルートドメインはどこにあるかというと、普段は表示されていませんが
www.netassist.ne.jp.
お気づきでしょうか。「.jp」の右側に佇むピリオド「.」に…
これがルートドメインとなります。
試しにブラウザのアドレスバーで、
ルートドメインまで表示した上記をコピペしてアクセスしてみてください。
弊社コーポレートサイトアクセスすることが可能ですよね!
ピリオドを「,」とか「、」に変えたとたん、googleの検索結果が表示されるはずです。
これは名前解決が出来なかったため、ドメインへのアクセスから検索に切り替わっているのです。
名前解決のスタート地点とも呼べるルートサーバへ問い合わせる為には、
このピリオドが非常に大切なのです。
普段は隠れているけど、なくてはならない存在。渋いですね…
インターネットはまだまだ知らないことが存在し、仕組みを知るほど関心します。
新しく学んだことなどは、今後のブログに書きたいと思います。
それでは、今回はこの辺で失礼します。