さくらのクラウド「シークレットマネージャ」API仕様変更|2027年1月21日までに要確認

さくらのクラウド , セキュリティ # API # KMS # サービスプリンシパル # シークレットマネージャ

こんにちは、UOZUです!

以前、さくらのクラウドの「シークレットマネージャ」を利用して、API経由でパスワードを取得する方法を紹介しました。

APIで取得する、さくらのクラウドのシークレットマネージャ活用法

2026年10月28日、さくらインターネットからシークレットマネージャのAPI仕様変更が発表されました。

今回の変更は、既存のプログラムやスクリプトに影響する可能性があるため、内容を確認していきましょう。

何が変更される?

今回変更されるのは、APIでシークレットを取得する際のバージョン指定方法です。

従来は、バージョンに 0 を指定すると最新のシークレットが取得できましたが、変更後はエラーとなります。

指定方法変更前変更後
Version: 0最新版を取得エラー
Version: null最新版を取得最新版を取得
Version: 1バージョン1を取得バージョン1を取得

変更予定日は2027年1月21日(木)です。

これまで正常に動作していたプログラムでも、Version: 0 を指定している場合は、変更後にシークレットの取得に失敗する可能性があります。

どのように修正すればよい?

APIで最新のシークレットを取得する場合は、リクエスト内容を修正する必要があります。

例えば、以下のようなJSONを送信している場合です。

変更前

{
  "Secret": {
    "Name": "uozu-db-password",
    "Version": 0
  }
}

変更後

{
  "Secret": {
    "Name": "uozu-db-password",
    "Version": null
  }
}

また、API仕様では Version は必須項目ではないため、次のように省略することもできます。

{
  "Secret": {
    "Name": "uozu-db-password"
  }
}

以前の検証記事では Version を「1」と指定してAPIを実行しているため、今回の変更による修正は不要と考えられます。

既存スクリプトの確認を!

シークレットマネージャをAPI経由で利用している場合は、以下の点を確認しておきましょう。

  • リクエストで Version: 0 を指定していないか
  • スクリプト内でバージョンの初期値を 0 にしていないか
  • 最新のシークレットを取得する処理に影響がないか

特に、シークレットのバージョンを数値型で管理しているプログラムでは、意図せず 0 が指定されている可能性もあります。

APIの利用状況を確認し、必要に応じて事前に修正・動作確認しておくことをおすすめします。

さいごに

今回は、さくらのクラウド「シークレットマネージャ」のAPI仕様変更について紹介しました。

変更されるのはバージョン指定に関する一部分ですが、シークレットの取得に失敗すると、アプリケーションの認証処理などに影響する可能性があります。

2027年1月21日の変更予定日までに、既存のAPI利用方法を確認しておきましょう。

詳細については、さくらインターネットの公式発表をご確認ください。

シークレットマネージャ シークレット取得APIの振る舞い変更のお知らせ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

UOZU

ネットアシスト運用チーム10年目の運用エンジニア

さくらのクラウド検定 ベーシック (第一回)

さくらのクラウド検定 アドバンスド (第一回)

AWS Certified Solutions Architect - Associate

AWS Certified AI Practitioner