東京第2ゾーン スイッチ新規作成制限についてのお知らせ【2026年11月5日以降】 | さくらのクラウドニュース
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こんにちは、UOZUです!
さくらのクラウドでは、一部ゾーンでスイッチの新規作成数が制限されています。
2026年10月22日には、東京第2ゾーンでも新たなスイッチの作成制限が発表されました。
公式:東京第2ゾーン スイッチ新規作成制限についてのお知らせ
このような制限がある中、プライベートネットワークを構築したい場合に活用できるのが「ネットワークスイート」です。
ネットワークスイートでは、スイッチの作成数を消費せずに、サーバ間のプライベートネットワークを構築できます。
今回は、このメリットを中心にご紹介します。
通常、さくらのクラウドでサーバ間のプライベートネットワークを構築する場合、「スイッチ」を利用します。
例えば、新しくスイッチを1個作成すると、当然ながらスイッチの作成数を1個消費します。
一方、ネットワークスイートでは、スイッチの代わりに「サブネットグループ」と「サブネット」を使用します。
これらはスイッチとは別のリソースとして管理されるため、スイッチの作成数にはカウントされません。
| 項目 | 従来のスイッチ | ネットワークスイート |
|---|---|---|
| サーバ間のプライベート通信 | 可能 | 可能 |
| 新規スイッチ作成数 | 1個 | 0個 |
| スイッチの作成上限 | 消費する | 消費しない |
| 異なるサブネット間の通信 | 別途ルーティングが必要 | L3ルーティングを利用可能 |
| IPアドレスの自動設定 | 別途DHCP等が必要 | DHCP機能あり |
つまり、スイッチの作成数が上限に近い場合でも、ネットワークスイートを利用することで、スイッチの残り枠を温存しながらネットワークを構築できます。
ただし、ネットワークスイートはL3接続を提供するサービスであり、従来のL2スイッチを完全に置き換えるものではありません。
以前、ネットワークスイートのCR版を利用して、2台のサーバ間のプライベート通信を検証しました。
さくらのクラウド「ネットワークスイート」CR版を試してみた|設定・通信を検証
設定手順や通信結果については上記の記事で紹介していますが、構築の流れは次のとおりです。
この方法であれば、プライベートネットワークの構築にスイッチを新規作成する必要はありません。
さらに、同じサブネットグループ内に複数のサブネットを作成し、異なるサブネット間で通信させることも可能です。
実際に以前の検証では、異なるサブネット間でL3ルーティングが行われることを確認しています。
サブネットを追加しても、スイッチの作成数は0個のままです。
2026年10月26日、ネットワークスイートが正式サービスとして提供されることが発表されました。
提供開始日は2026年11月26日、料金は2026年12月1日から発生する予定です。
| リソース | 月額(税込) |
|---|---|
| サブネットグループ | 550円 |
| サブネット | 1,100円 |
サブネットグループ1個とサブネット1個であれば、合計1,650円(税込)/月となります。
スイッチの作成枠を消費しないメリットがある一方、ネットワークスイートには独自の利用料金と作成上限があります。
また、2026年11月1日時点の提供ゾーンは石狩第1・第2・第3ゾーンです。現時点では、スイッチの作成制限がある東京ゾーンで直接代替できるわけではありません。
なお、CR版で作成したリソースを継続利用する場合は申請が必要です。正式サービス化に伴う詳細については公式のお知らせをご確認ください。
さくらのクラウドでは、一部ゾーンでスイッチの新規作成が制限されています。
そのような状況で、ネットワークスイートの大きなメリットとなるのが、スイッチの作成上限を消費せずにプライベートネットワークを構築できることです。
また、IPアドレスの自動設定やL3ルーティングにも対応しており、ネットワーク構築の手間を減らすこともできます。
利用可能なゾーンやL2通信に関する制約はありますが、スイッチの作成枠を温存したい場合には、検討する価値のあるサービスだと思います。
今後の提供ゾーンの拡大にも期待したいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!