営業チームのnabeです。
さくらのクラウドは、柔軟なリソース設計とシンプルな料金体系が魅力の国産クラウドサービスです。しかし、いざ「見積もろう」とすると、どの項目をどう選択すればよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、標準的な「Webサーバー・DBサーバーの2台構成」を例に、具体的な見積もり手順を解説します。
今回の見積もり構成案
今回は、セキュリティとパフォーマンスを両立させた下記の構成を前提とします。
- リージョン/ゾーン:石狩第1ゾーン
- ネットワーク:ルータ+スイッチ(帯域100Mbps / 追加IPアドレス16個)
- WEBサーバー:仮想2コア / メモリ4GB / SSD100GB
- DBサーバー:仮想4コア / メモリ8GB / SSD100GB
- スイッチ:各サーバー間の接続用

料金シミュレーション
さくらのクラウドが提供する「料金シミュレーション」を使って実践してみましょう。
https://cloud.sakura.ad.jp/payment/simulation/#/
上記URLをクリックすると、別タブで「料金シミュレーション」にアクセスできます。実際に下記の例の通りに入力してみてください。
手順1:リージョンとゾーンの選択
さくらのクラウドには「石狩」「東京」のリージョンがあります。今回はコストパフォーマンスに優れた「石狩第1ゾーン」を例にします。
Point:リージョンによって若干料金が異なる場合があるため、見積もり時には必ず「石狩」か「東京」かを確認しましょう。
手順2:サーバーとディスクのスペック選択
次に、各サーバーの計算リソース(CPU/メモリ)とストレージ(ディスク)を選択します。
① WEBサーバー
・プラン: 仮想コア2コア / メモリ4GB
・ディスク: SSD100GB
・サーバー契約数:1
一般的なコーポレートサイトや、中規模アクセスのあるWebサーバーに多いスペックです。
「+追加」をクリックしてDBサーバー用を追加しましょう。
② DBサーバー
・プラン: 仮想コア4コア / メモリ8GB
・ディスク: SSD100GB
・サーバー契約数:1
データベースはリソース消費が増えるため、WEBサーバーよりも1ランク上のスペックになるケースが多いです。
手順3:ローカルスイッチの追加
画面下にスクロールして「スイッチ・ブリッジ・ルータ+スイッチ・ローカルルータ」の項目を見つけて右端の「∨」をクリックしてメニューを展開してください。
WEBサーバーとDBサーバーの間をプライベートネットワークで接続するために「スイッチ」を用意します。DBサーバーをインターネットに直接さらさず、WEBサーバー経由でのみ通信させることで、セキュリティ強度を高めることができます。
・スイッチ契約数:1
Point:「ローカルルータ」ではなく「スイッチ」の契約数に入力してください。
手順3:ネットワーク(ルータ+スイッチ)の選択
「手順3」の画面を少し下にスクロールすると「ルータ+スイッチ」があるので設定しましょう。
・ルータ+スイッチ: 回線帯域100Mbps
・グローバルIPアドレス:16個
・契約数:1
インターネットとの接続点となるネットワークのリソースを確保します。
見積書を発行
画面右端に「御見積書を発行」ボタンがあるのでクリックしてください。
Point:ボタン上のテキストボックスに社名を入力すると、見積書に反映する事ができます。
確認画面が表示されるので「お見積書を印刷する」をクリックしてください。
見積書をプリントアウトしたり、PDFで保存したりすることができます。
答え合わせ
では答え合わせです。見積書の項目と金額が下記のようになっていたら正解です。
税抜料金の合計は28,800円、消費税が2,880円、御見積額は31,680円になっていましたでしょうか。もし異なっている場合は、上記PDFの各項目を見ながら再見積もりしてみてください。
※2026年4月7日現在の価格です。

