さくらのクラウドでUbuntu Proを利用する方法|長期サポートを有効化

コンピューティング # Ubuntu

こんにちは、UOZUです!

今回は、さくらのクラウド上に構築したUbuntuサーバーで「Ubuntu Pro」を利用してみます。

UbuntuをサーバーOSとして利用していると、長期間にわたってセキュリティアップデートを適用したいケースがあります。

Ubuntuには、通常のアップデートに加えて、より長期間のセキュリティメンテナンスなどを利用できる「Ubuntu Pro」が用意されています。

今回は、さくらのクラウドでUbuntuのサーバーを用意し、Ubuntu Proを利用するまでの流れを確認してみます。

Ubuntu Proとは

Ubuntu Proは、Ubuntuを長期間運用する際に利用できるサービスです。

通常のUbuntu環境でもセキュリティアップデートを利用できますが、Ubuntu Proを利用することで、標準のサポート範囲を超えてセキュリティメンテナンスを受けられるようになります。

特に、社内システムやWebサーバーなど、頻繁にOSの入れ替えができないサーバーでは、長期的にセキュリティアップデートを適用できることがメリットになります。

Ubuntu security maintenance schedulehttps://ubuntu.com/security/esm

Ubuntu Proの状態を確認する

Ubuntu Proを利用する前に、現在の状態を確認してみます。

ログイン時に表示されるシステム情報を見ると、

Expanded Security Maintenance for Applications is not enabled.

というメッセージが表示されています。

というメッセージが表示されています。

これは、Ubuntu Proで提供される追加のセキュリティメンテナンスが、現在の環境では有効になっていないことを示しています。

また、Ubuntuでは以下のコマンドを利用してUbuntu Proの状態を確認できます。

$ sudo pro status

実際のログインメッセージでも、このコマンドを実行するよう案内されています。

Ubuntu Proを有効化する

Ubuntu Proを利用するには、Ubuntu Proの契約・登録を行ったうえで、対象のUbuntuサーバーをUbuntu Proへ接続します。

Ubuntu Proの登録は、Ubuntu公式サイトから行うことができます。

Ubuntu Pro 公式サイト ( https://ubuntu.com/pro/subscribe )

また、Ubuntu Proライセンスは個人または小規模な商用利用の際は5台までが無料になっています。

今回、検証の為の個人アカウントとして申請をしていきます。

アカウント発行までの流れ

サブスクリプションの申請画面から「MySelf」を選び、「Register」で登録画面に進みます。

アカウント登録画面①

メーリングアドレス、フルネーム、希望するアカウント名、パスワードを設定し、「Create Accout」でアカウントが作成します。

アカウント登録画面②

登録したメーリングアドレスまでメール検証の為の情報が届くので、URLをクリックしてメール検証を完了します。

アカウント登録画面③

その後、「Your subscriptions」の画面から、ubuntu Pro に利用可能なトークン情報が確認出来るようになります。

個人または小規模向けトークン発行完了画面

Ubuntu Proを有効化

画面通り、sudo pro attach xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx と、サーバー内でトークンを登録することで、Ubuntu Proが有効になります。

Ubuntu Proを利用するメリット

サーバーを長期間運用する場合、OSのセキュリティアップデートを継続して適用できることは重要です。

特に、

  • Webサーバー
  • データベースサーバー
  • 社内システム
  • 長期間停止できない業務システム

などでは、OSのサポート期間を意識して運用する必要があります。

Ubuntu Proを利用することで、Ubuntuを長期運用する際の選択肢を広げることができます。

さいごに

今回は、さくらのクラウドでUbuntu Proを利用する方法について確認しました。

Ubuntu Proを利用することで、Ubuntuを長期間運用する際のセキュリティメンテナンスを強化できます。

今回の検証環境ではUbuntu 26.04 LTSを利用し、ログイン時にUbuntu Proの状態を確認しました。

さくらのクラウドでUbuntuを長期間運用する場合には、Ubuntu Proも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

今回はここまでです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

UOZU

ネットアシスト運用チーム10年目の運用エンジニア

さくらのクラウド検定 ベーシック (第一回)

さくらのクラウド検定 アドバンスド (第一回)

AWS Certified Solutions Architect - Associate

AWS Certified AI Practitioner