さくらのクラウドVPNルータでサイト間VPNを使う際の注意点

こんにちは、UOZUです!

さくらのクラウドのVPNルータの「サイト間VPN」について、利用する際の注意点を記事にしました。

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目次

サイト間VPNとは

通常、安全なローカルIP同士でアクセスするには、「同じ社内や拠点の中」での利用に限られますが、「サイト間VPN」を利用することで、別々の場所のインターネット回線を接続し、あたかも同じ社内や拠点のように利用できます。

サイト間VPNの概要

上記の図では、事務所Bの端末「192.168.20.100」から、クラウド上のサーバ「10.10.10.100」にローカルIPで接続できるようになっています。

また、複数の拠点を接続する事も出来るので、事務所A・事務所Bの間もローカルIPで通信が出来る様になっています。

実際にVPNルータで設定する際は、対向Prefix(事務所のIPアドレスの範囲)には192.168.20.0/24を、ローカルPrefixには10.10.10.0/24を設定します。

サイト間VPNの設定例

IPアドレスの範囲を分割している際の注意と制限

この便利なサイト間VPNですが、利用する際には注意点があります。

例えば、大規模な事務所の際は、部署ごとに個別のIPアドレスの範囲が更に分割されている場合があります。

事務所内でIPアドレスの範囲が分割されている例

この場合、対向Prefixにも分割されているIPアドレスの範囲を個別に入力して設定を行っていきます。

サイト間VPNの設定例(事務所で複数のIPアドレスの範囲がある例)

対向Prefix 最大4個、ローカルPrefix 最大4個の上限

この対向Prefixですが無限に設定できるわけではなく、上限が設定されています。実際に対向Prefixを5つの範囲で入力した際には、以下の様な「赤枠」の表示が発生し、設定が出来なくなっています。

対向Prefixが4つを超えた際の表示

これはマニュアル上でも記載がありますが、「対向Prefix」、「ローカルPrefix」ともに、「最大4個まで」の制限が設定されているためとなります。

あわせて読みたい
サイト間VPN アプライアンス側設定例 | さくらのクラウド マニュアル VPNルータのサイト間VPN接続機能利用時の各アプライアンス側の設定例のページです。

またサイト間VPNの最大数自体も上限が4となっているので、その点も注意が必要ですね。

もし事務所側のIPアドレスの範囲が減らせない際は、余分なIP範囲が含まれることを許容して、対向Prefixを集約するか、さくらのクラウド版 vRXなどの検討が必要になりそうです。

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さくらのクラウド版 vRX | さくらのクラウド ヤマハRTXシリーズを継承した仮想ルーターです。ハードウェアルーターと共通したコマンド体系で、複雑なネットワーク構築が簡単に行えます。

さいごに

サイト間VPNを利用する際の注意点をまとめてみました。

対向Prefix 最大4個、ローカルPrefix 最大4個の上限の制限については、触れている記事が少ないようでした為、参考にしていただけるようなら嬉しいです。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます!

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この記事を書いた人

ネットアシスト運用チーム10年目の運用エンジニア
ベーシック試験 | さくらのクラウド検定
AWS Certified Solutions Architect - Associate

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